新卒2年目が今更聞けない「ビジネス略語」8選QC、KPI、3M…何を表す言葉かわかりますか?|マネブ

マネブNEWS:〔2018.02.22〕理系採用数が多い企業トップ100ランキング「リケ 現在の記事数:256784件

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新卒2年目が今更聞けない「ビジネス略語」8選QC、KPI、3M…何を表す言葉かわかりますか?


ビジネスシーンで使われる「KPI」、どんな意味かわかりますか? (写真:35mmf2 / PIXTA)

日々のミーティングや商談で飛び交う、さまざまなビジネス用語。新人のうちは知らなくても許されるものだが、入社数年も経てば、「そんなことも知らないのか」と周囲に思われるものだ。とくに、社外との打ち合わせの時に、意味がわからず目を泳がせていると、仕事の能力を疑われても仕方がないだろう。

ただ、常識として使われているけど、意外と教えてもらえないビジネス用語も少なくない。今さら人に聞きづらい言葉のうち、よく使われそうな英数字の略語を8つピックアップした。意味を説明できるかどうか、確かめてみよう。

会議や商談で出るビジネス用語わかりますか?この連載の一覧はコチラ

1. 5S(ゴエス)

工場や建設現場、物流倉庫、飲食店など、さまざまな職場で使われる言葉。「ミスを防ぐためには5S(ゴエス)を徹底しましょう」「現場の改善には5S活動が最も重要です」などというように使われる。

5Sというと、何か英語の略のように見えるが、実際は日本語。「整理・整頓・清掃・清潔・しつけ」の頭文字をとったもの。仕事のミスは、この5Sを怠ることで、職場環境が悪化したことから起こることが少なくない。だからまずは5Sを徹底しよう、という考え方だ。

ただ、元は日本で生まれた生産改善活動の1つだが、海外にも広まり、欧米やアジアの工場などでも5Sが通用することがある。カラオケや絵文字のように、意外とワールドワイドな言葉なのだ。

2. ERP(イーアールピー)

ERPは、「Enterprise Resources Planning」の略で、ヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源を企業全体の視点から管理し、有効活用しようという考え方だ。そうした目的から会計や給与などのシステムを統合した基幹系情報システムを、ERPと呼ぶことも多い。一字違いでFRPという言葉があるが、それは、繊維強化プラスチック(Fiberglass Reinforced Plastics)の略称だ。

3. KPI(ケーピーアイ)

「Key Performance Indicator」の略で、日本語でいうと、「重要業績評価指標」だ。かみ砕いて言えば、事業の目標を達成するために必要なプロセスのうち、とくに重要なプロセスをおこなっているかをチェックする指標のことをいう。

たとえば、営業部が「月商10億円」を目標に掲げた場合、達成するために最も重要な行動が「顧客に何度も訪問すること」ならば、訪問回数をKPIとする。このプロセスができていれば、自然と目標は達成されるというわけだ。

もっとも、最近使われだした言葉のため、売り上げなどの最終目標数値を「KPI」と勘違いしている人はベテランの中にも少なくない。勘違いしたまま、社外との打ち合わせに臨むと、話が噛み合わず、「新しい言葉をわけもわからず使っているな」と思われること確実だ。最終目標は「KGI (Key Goal Indicator=重要目標達成指標)」なので、混同しないようにしよう。

業界や職種によって意味が変わる略語もある

4. 3M(スリーエム)

ビジネスの場でよく出てくる言葉のなかでも、かなりややこしいのが、「3M(スリーエム)」だ。業界や職種によって、その意味がまったく変わってくる。

「ヒト(Man)・モノ(Material)・カネ(Money)」の頭文字をとって、経営資源のことを指していることもあれば、「ヒト(Man)・機械や設備(Machine)、材料(Material)」と生産の基本要素を指していることもある。

また、生産現場では、「ムダ・ムラ・ムリ」の3つの頭文字をとって3Mとするケースも多い。余分に生産する、余計な手間がかかっているなどの「ムダ」、余裕のないスケジュールのような「ムリ」、時々、ムダやムリが発生する「ムラ」。これらをなくしていくことで、効率よく生産できるようになるという考え方だ。ちなみにムダ・ムラ・ムリに関しては、後ろの文字をとって「ダラリの法則」と呼ばれることもある。

このように、意味がまるで違うので、会話で「3M」が出てきた時、わかったようなフリをする必要はない。むしろ、「それは、ムリ・ムラ・ムダという意味ですよね?」などと確認することが大切だ。

5. KY(ケーワイ)

「現地でKYをおこなってから、作業にとりかかってください」。建設現場などでは、現場責任者からこんなことを言われることがある。学生時代、KYといえば、「空気が読めない」という意味で使っていたはず。それと照らし合わせたら、「作業前に、空気を読まないってどういうこと?」と思うだろう。

もちろん、このKYは空気のことを意味するのではない。「危険予知(活動)」のことだ。具体的には、現場で作業をする前に、災害が起こる可能性を想定し、それを防ぐ対策を打つことを指す。KYを考えないKYな行動をして、KYい(怖い)上司に怒られないよう気をつけたい。

6. QC(キューシー)

QCとは「Quality Control」の略で、日本語で言えば「品質管理」のことだ。「QCサークル活動」という言葉がよく使われるが、これは、趣味のサークル活動というわけではなく、品質管理を向上させるために、少人数の社員が集まってアイデアを出し合う活動のことを指す。

一部メーカーの検査や品質管理をめぐる不祥事の報道が出ており関心が高まっているが、基本的に日本のメーカーはQCに極めてシビア。担当者にQCの面で詰められて、「もうQC(くるしー)」と逃げ出したくなった経験がある人は少なくないはずだ……。

フィルム感度の規格もISO

7. ISO(アイエスオー、イソ、アイソ)

ISOとは、International Organization for Standardizationの略。スイスに本部を置く「国際標準化機構」のことだ。モノなどに関して、一定の品質などを保証する世界的な標準・規格を制定している機関である。この規格を取得していると、国内はもちろん、海外との取引がしやすくなることから、多くの企業が積極的に取得している。

呼び方も「イソ」「アイソ」「アイエスオー」という人がいて、ややこしいが、規格の種類も多岐にわたっていて、さらにややこしい。番号でいうと、1から始まり、90000番台までの規格・認証制度番号がある。

企業の現場でよく出てくるのは、モノに関する規格と、組織のマネジメントシステムに関する規格だ。良く聞かれるISO9001やISO14001は後者で、9001は品質のマネジメントに関するシステムの規格、14001は、環境リスクを低減し環境へ貢献する企業活動をマネジメントするシステムの規格のことである。そのほか、食品安全や情報セキュリティ、学習サービスなどに関する規格もある。

一方、モノに関する規格もたくさんある。無意識に目にしているのは、ISO100や400といった写真フィルムの感度に関する規格。非常口のサイズやカードのサイズに関する規格などもある。

だから、ISOと聞いた場合は、早とちりしないで、何のISOの話をしているのか、確認したほうがいい。“イソ”がば回れだ。

8. MoM(エムオーエム)、YoY(ワイオーワイ)

企業の決算資料などで見られる表現。一見すると、謝っている姿や泣いている姿をあらわした顔文字のようにも見えるが、そうではない。MoMはMonth over Monthの略で、前月比のこと。YoYはYear over Yearの略で、前年比のことだ。QoQは、前四半期比となる。海外の資料でもよく登場する。覚えておけば、周囲に"SoS"を出さずに済むだろう。

以上で紹介したビジネス用語は基本的なものばかりだが、まだまだ、使われている略語は多い。もし知らないものがあったら、せっかくなので、この機会に覚えてしまおう。

マネマガ
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引用元:東洋経済オンライン

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