転職先が小さい会社ならば悪目立ちは禁物だ小さな組織では良好な人間関係が重要|マネブ

マネブNEWS:〔2017.08.23〕日本人女性に足りないのは「自己肯定感」だなぜ女性 現在の記事数:246213件

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転職先が小さい会社ならば悪目立ちは禁物だ小さな組織では良好な人間関係が重要


入社3年目の今、周りからなんとなく冷ややかな雰囲気を感じています(写真:kou / PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

初めまして。2年前に転職した今年32歳の女性です。前職はガテン業種の総合職でしたが、現場管理として心を消耗する業務や全国転勤に不安を感じて、小さな組織、事務的な異業種ですが、スキルアップできそうな現在の会社に一般職として転職しました。残念ながら総合職採用ではなかったので、学歴や職歴的に即戦力としての活躍は無理だと理解しています。また制度的には一般職から総合職への転換は前例もあり、入社後から現在も総合職へ転換の意志は強くあります。さらに給与は半減したものの、探求のしがい?のある業種で、前職にはないやりがいを感じていて、今後もこの業界で頑張っていきたいと思っています。ただ、前職は私が新卒採用で入社して大目に見てもらっていたせいなのか、社風の違いなのか、大目に見てもらえた部分も、現職の部内では少し浮いた存在になっている気がします。総合職でも一般職でも会社を思う気持ちは変わらないですし、どちらにしても責任は部門長以外には取れませんので、部門長に了承を得て、自分が達成したい目標のために邁進するべしと思い、2年間働いていました。直接迷惑をかけない、同じ部署だけどラインが異なる人の目線は気にしなくていいのかなという思いでしたが、入社3年目の今、なんとなく冷ややかな雰囲気を感じるため、自分の職場への姿勢が不安になり、相談させていただきました。組織に生きる者として、このまま部長以上とのコミュニケーションを大切にしてよいか、3年目一般職として、今後の管理職候補になる実務担当者に配慮すべきか、迷っています。ロジカルな回答をお願いできませんでしょうか。事務 M小さな組織では、人間関係を築くことが大切この連載の記事一覧はこちら

やりがいのある仕事をされているとのことで、非常に喜ばしいですね。さて、Mさんが現在お勤めなのは小さな組織とのことなので、なおさら、ご自身にとって仕事がしやすい人間関係を築くことが大切です。

Mさんは周囲から「冷ややかな視線を感じる」とのことなので、ご自身が考えている以上に周りの視線や意見を気にされる方なのかと思われるので、できるかぎり多くの同僚と良好な人間関係を築くことが大切です。

これが反対に、周りの意見などまったく気にならないという性格であり、なおかつそういった生き方を主体的に選択されているのであれば、その限りではありません。

ちなみに私自身は『99.9%の人間関係はいらない』(中央公論新社)という本を出しているとおり、周囲はまったくと言っていいほど気にしていないタイプですから、周囲の視線いかんにかかわらず、つねに自分を貫くことを是としています。

反対に、Mさんのような性格の人は周囲といかに円滑な人間関係を築くかを考えるべきです。少なくとも、周囲から見て「異なる存在」であると見られてしまうことを避けるべきでしょう。

人によって態度を変える人は「最悪」

「大目に見てもらえていた部分」がどういった性質のものであるかはいただいた文章からはわかりませんが、一般的に考えて組織において最悪なのは人によって態度を変える人です。

文章を拝見するに、Mさんはご自身が気づかれているか否かは別としても、相手を「自分にとっての損得」で分類してしまっており、コミュニケーションの仕方を変えてしまっているのではないでしょうか。

つまり、現在の部長さん以上は「自分を守ってくれる」「自分のしたことの責任をとってくれる」、自分にとってプラスになる存在であるから、人間関係を大切にする。

また、将来そういった「部長クラスになる可能性のある人」と仲良くすることを考える、といった具合ですね。

「同じ部署だけどラインが異なる人」と書かれていますが、まさにそのように自分にとって得にならない人とは仲良くしなくていい、という態度が象徴的なのかと思われます。

おそらくですが、そういった思考がMさんの人間関係における付き合いやコミュニケーションの前提にあるがゆえに、相手にもそれは伝わっていると思われます。

つまり「自分はMさんにとって価値がないと思われており、見下されている」と周囲の部長クラス以外の人たちが感じている可能性が高いということです。もっと言うと、部長クラスだけに媚びる人、と見られている可能性も高いです。

人間関係もコミュニケーションもそうですが、決して一方通行ではありません。相手のMさんに対する態度は、Mさんの相手に対する態度そのものなのです。自分に対して好意を持って接してくれる相手には、自分も好意を持って接したいと思う可能性は高いですよね。反対に、自分に敵意を持って接してくる相手を自分が好きになれる可能性は低いのです。人間関係もコミュニケーションも、双方向であり、共同で作り上げるものです。

したがって、周囲の視線が気になり、周囲の態度が気になるのであれば、まずはMさんが周囲に対する態度を改めないといけません。Mさんが何も変わらずに相手だけが変わることはありません。

また、小さな組織においては、大きな企業よりも組織を構成する個々人の役割が大きいのが実態でしょう。

さらに言うと、大きい組織においては部署によってカルチャーなどが異なることもありますが、小さな組織であればあるほど、全社均一的な思考やカルチャーに支配されており、そういった「常識」と異なる人を排除したがる傾向にあることも事実でしょう。

であれば、合理的に考えて良好な人間関係を相手の職位にかかわらず築くことが大切なのは言うまでもありません。

会社とは共通のゴールを皆で目指す場所

組織とは、決して独りでは成し遂げられない共通のゴールを、構成員皆で共同で成し遂げようとする場所なんですね。

そのため、本来、お互いがお互いを支えあっていくべき場所なんですよ。ですから、相手の職位によって態度を変えるのではなく、直接仕事の関係がなかったとしても、同じ職場の仲間として、Mさん自身の仕事を楽にしてくれる仲間として接してみましょう。

きっと今以上に仕事もやりやすくなるだろうし、その結果、仕事の結果にもつながると思いますよ。

一般職から総合職への転換を希望されているなら、なおさら現在のMさんにとってプラスになる人だけと、うまくやればよいというわけではないこともわかるかと思います。

「今」だけではなく、「将来」のご自身も考えて行動しないと、いつまで経っても小手先、その場しのぎの対応しかできなくなってしまいますよ。Mさんが周囲との良好な人間関係を築かれ、やりがいを感じていらっしゃる仕事に長く従事できるよう応援しております。

マネマガ
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引用元:東洋経済オンライン

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