簡単!英語でも身につけたい「最強の雑談力」「スモールトーク」上達にはコツがある|マネブ

マネブNEWS:〔2017.08.23〕日本人女性に足りないのは「自己肯定感」だなぜ女性 現在の記事数:246213件

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簡単!英語でも身につけたい「最強の雑談力」「スモールトーク」上達にはコツがある


ちょっとしたコツを押さえて、円滑なコミュニケーションを(写真:msv / PIXTA)

That’s a nice tie you’re wearing! It really matches your suit. (いいネクタイね!スーツにピッタリよ)

研修で訪れたとある外資系企業のエレベーター。アメリカ人と思しき女性が、筆者に話しかけてきました。もちろん知らない方です。そこから、その女性が18階で降りるまでの1~2分、なんとなく服の話をしました。

こうしたたわいのない雑談や世間話をスモールトークと言いますが、英語圏ではこうした機会がたくさんあります。パーティで会った人や、イベントでたまたま隣り合わせた人、列で待っているときに前後にいた人などと当たり障りのない話をよくするのです。今回はこのスモールトークのコツをご紹介しましょう。これは知人との雑談にも応用できますので、覚えておくととても便利だと思いますよ。

服装を褒めるこの連載の一覧はこちら

日本の都会で暮らしていると、こんな風に知らない人に声をかけられたり、声をかけたりする機会はあまりないかもしれません。筆者だけかもしれませんが、東京で話しかけてくる他人は、怪しげな客引きか、新卒の路上名刺交換くらいです。最近では、同じマンションの住人にあいさつをするだけでも物議を醸すくらいですから、見知らぬ人の服を褒めるなんて!と思うかもしれません。

でも、それは日本の感覚。英語圏では「そっけない人」とがっかりされかねませんので、思い切って話しかけてみましょう。

話しかけるきっかけとしては、やはりこうした服装や持ち物、それから天候の話が一般的です。知り合いのパーティなどは別として、特に名乗る必要がない場合のスモールトークでしたら、こういった話題がいちばん自然でしょう。

相手の服装や持ち物についてのコメントは、(That’s a/Those are) nice ~ や I like/love ~ のようにシンプルに言うことができます。

Nice watch! (時計、カッコいいね!)That’s a really nice suit. (そのスーツ、超いいですね)I love the color of your tie. (素敵な色のネクタイね)I really like your glasses. (すごくいい眼鏡だね)

できたら、これにもうひとこと付け加えられると完璧です。

I want one/ones like that/those.(オレもそういうのが欲しいんだよね。)Where did you get it/them? (それ、どこで買ったの?)[It looks / They look] really good on you.(すごく似合ってますよ)I like the design/color.(そのデザイン・色、好きです)

基本的には何を褒めてもよいと思いますので、純粋に「いいな!」と思ったものを褒めるのがいいのですが、場合によっては気まずくなることがあるので気を付けましょう。パンツやスカート、シャツなどを褒めるときは、特に注意が必要です。服ではなくて、体の話をしていると思われてセクハラだと誤解されるかもしれません。褒めるときの視線なども微妙に難しいですよね。時計やネクタイ、イヤリングや指輪、靴など、無難な部位のものを個人的にはお勧めします。

じっと見つめて話す

天候の話であれば、その日の天気や気温、または最近の天気や気温のことなどが一般的です。

It’s getting warmer and warmer these days. (ここのところ、だんだん暖かくなってきていますね)It's gotten really chilly the past few days. (ここ数日で、グッと寒くなりましたね)Beautiful day, isn’t it? (すごくいい天気だね)It looks like it’s going to rain. (雨が降りそうですね)

「寒く・暑くなってきた」というコメントは、日本語でもよくありますよね。それ以外にも、台風や大雪など特殊な天候の最中や後であれば、その話でもいいかもしれません。

Can you believe all of this snow we've been having? (最近のこの大雪、あり得なくない?)The wind was really strong last night, wasn’t it? (ゆうべ、風がすごかったですよね)

服装のときと同様にひとこと付け足しができると気が利いていると思います。天気の話のときには、自分の好き嫌いを述べたり、相手に尋ねたりすると流れがよいでしょう。

I like it when it snows. (雪、好きなんだよね)I don’t like windy days. (風の強い日は好きではありません)I hate rainy weather. (雨は大嫌いなの)Do you like hot weather? (暑いのは好きですか)I don’t mind cold weather. (寒いのは気にならないよ)Are you a summer person or a winter person? (夏派ですか、冬派ですか)

自分の方から話しかけるときには、笑顔を意識すると相手も安心して返答してくれます。緊張のあまり表情が硬くなったり、無表情だったりすると、相手の警戒心を招いて、最小限の返答であしらわれたり、無視されたりしてしまうかもしれません。「この人と話したい」と思われるような雰囲気を演出しましょう。

話しかけたいけど、なかなか話しかけづらいという方は、何かお願いをするというのも一つのアイデアです。特にパーティなどでは使えるでしょう。

Excuse me. Could you get me a glass, please? (すみません。グラスをひとつ取っていただいてもいいですか)

このようにお願いすると、向こうから何か話を振ってくれることも多いですし、Thank you. とお礼を言いながら、服や天気の話に持っていくのもよいでしょう。

それから、ぜひ皆さんに覚えておいてほしいことがひとつあります。日本人で意外に多いのがアイコンタクトを取らずに話す方。日本では、特に目上の方にあまり強烈にアイコンタクトを取ると失礼というのもありますが、英語圏では、アイコンタクトを取りながら話さないと「うそをついている」や「自信がない」、「何かを隠そうとしている」という風に解釈され、相手に不快感を与えることが多いのです。

ふだんアイコンタクトが苦手と感じている方は、「ちょっと見つめすぎかな?」と思うくらいでちょうどいいかれません。また、相手からの視線も辛抱できるようになっておきましょう。友人や家族に頼んで、30秒~1分くらい見つめ合うトレーニングが効果的だと思います。目をそらさずに、見つめ合えるようになるまで、練習してみてください。

会話のキャッチボールを続けるには

先に相手から話しかけられたときや、相手があなたのコメントや質問に答えてくれたときの返答にも工夫をすると会話が続きやすくなります。返答をするときには、相手がさらに質問をしたりコメントしたりしやすいように、なにか情報を加えて答えるのがエチケットです。例えば、職業を聞かれたときにも

A: What do you do? (お仕事は何をされているんですか)B: I’m an office worker. (会社員です)

と職業だけを述べるのでは、あまり印象がよくありません。ただ聞かれたことだけ答えると、会話を続けたくないというサインに取られてしまうかもしれません。そうではないとしても、相手に考えさせる負担をかけるよくない返答だと思ってください。

A: What do you do? (お仕事は何をされているんですか)B: I work in sales at an IT company. My office is in Shinjuku. (IT企業で営業をしています。オフィスは新宿なんですよ)

というように、具体的な情報や追加の情報を、返答に含めるようにしましょう。うまく追加情報が思いつかないときに便利なのは、

What about you? (あなたは?)

と振り返すとよいでしょう。

相手の返答に対するコメントも、

A: How long have you been in Japan? (日本に来てどのくらいですか)B: I’ve been living in Meguro for 5 years. I really like it here because it’s very convenient. (目黒に住んで5年になります。すごく便利なので気に入ってるんですよ)A: That’s great. (よかったですね)

では、あまりにも素っ気なさすぎて、関心がないように聞こえてしまいます。That’s great. (よかったですね)、Interesting (へえ)、Really? (そうなの?)だけで終わらずに、理想的には相手がすぐに次の質問や話題を見つけられるように、

B: I’ve been living in Meguro for 5 years. I really like it here because it’s very convenient. (目黒に住んで5年になります。すごく便利なので気に入ってるんですよ)A: Meguro? That’s nice! There must be a lot of stores and restaurants in your neighborhood. Do you have any favorite restaurants in Meguro? (目黒ですか。いいですね。いろんなお店やレストランが近くにあるんじゃないですか。目黒でお気に入りのレストランはありますか)

のように何かコメントをつけたり、質問をしたりしましょう。特に会話に自信のない方は、まず質問を上手に聞けるように頑張りましょう。

質問できれば、会話が長続きするだけでなく、相手への印象もよくなります。多くの人は自分の話を聞いてもらえる方が、他人の話を聞くよりも心地よいので、「話し上手」よりも「聞き上手」の方が好印象なのです。ただし、矢継ぎ早に質問をすると、まるで尋問のようになってしまいますので、感想やコメントをかならず間にはさむようにしましょう。

わかったふりは厳禁

共通の友人主催のパーティなどで出会った人の場合は、お互いに名乗り合うことが多いのですが、このときにしっかりと名前を聞き取るようにしましょう。

聞き取れないこともあると思いますが、このときに聞き返すのはまったく失礼ではありませんので、わかったふりをせずに

Sorry. Could you say your name again? (すみません。もう一度お名前言っていただけますか)

と聞き直してください。初級者の方や英語の名前に慣れていない方は、

Would you spell out your name, please? (お名前のスペルを教えていただけますか)

とスペルと言ってもらうとわかるかもしれません。もし変わった名前や正しく聞き取れたか不安なときには、

Let me try that… Nieves. Did I get it right? (確認させてください…… ニエベスさん。これで合ってますか)

のように発音の確認をするのを、お勧めします。

また、相手が日本人の名前に慣れていない方の場合には、皆さんも自分の名前はゆっくりはっきり言ってあげましょう。4文字以上の名前は苦労する方が多いですので、ニックネームにしてしまうのもよいと思います。筆者も「カツヨシ」という名前ですが、英語では通常「カツ」しか言いません。また、ビジネスでないときには、姓はほとんど言いません。中には日本人の姓と名の区別が難しい方もいますので、下の名前だけ言えばOKです。

また、母音が続く名前も苦手のようで、「アオイ」などは言いにくそうなのをよく見かけます。「ツ」で始まる名前も難しいようで、「ツトム」や「ツヨシ」は、「ストム」「スヨシ」のようになってしまう方もいます。日本語の長母音と短母音の区別も難しいとよく聞きます。「ユキ」と「ユウキ」は区別がつかないかもしれません。

相手の発音をどこまで直すかは、皆さん次第だと思います。筆者はあまり気にしないので、多少発音が違っていても直したりはしないのですが、「カツ」と言えずに「ケツ」という発音になってしまうアメリカ人がいました。一瞬、「ちょっとなぁ……」とは思ったのですが、「ま、いいか」と見過ごしたのが間違いでした。それからずっと、「ケツ」と呼ばれることになってしまい、後悔したことがあります。しかも、彼らは頻繁に名前を呼んでくれますので、「ケツ、ケツ」と呼ばれるたびに、周りの日本人がクスクスと笑う結果となってしまいました。

会話のきっかけがつかめたら、あとはできるだけキャッチボールを続けるように頑張りましょう。ただ、内容で気をつけたいのは、できるだけポジティブな話題に留めるということ。

立つ鳥跡を濁さず

スモールトークは議論をしたり、反論をしたりする場ではありませんので、相手の意見を否定したり、自分の意見を強く主張したりすると印象が悪くなります。自分とは違う意見であっても、「そうなんですね」と聞き流すのが無難でしょう。そこでうそをついてまで、相手に合わせることはありませんが、自ら進んで自分の意見を言わなくてもよいと思います。でも、相手に聞かれた場合には、相手の意見も尊重しつつ、自分の意見は言ってしまっても構わないでしょう。

そんなことから、議論になりやすい、政治や宗教などの話題は避けられます。このような、相手に対する配慮は、日ごろから気を遣うことに慣れた日本人の方が、逆に上手かもしれませんね。

それから話を切り上げるタイミング。状況にもよりますが、パーティなどではタイミングが難しいことがあります。でも、同じ人とずっと話しているのではなく、5分くらいしたらさりげなく終わらせるのがベストでしょう。話の切れ目で

Excuse me, I have to use the restroom. Well, it was very nice talking to you, Lisa. (ごめんなさい、ちょっとお手洗いに行かないと。リサ、お話できてよかったわ)

のように言って握手をして別れるとよいでしょう。

話の切れ目が見つからないときには、I have to… や need to… というフレーズがとても便利です。

Well, I have to use the restroom. Well, it was very nice talking to you, Lisa. (あ、ちょっとお手洗いに行かないと。リサ、お話できてよかったわ)I’m sorry, I need to talk to Daisuke overthere. Well, it was nice talking to you, Fred. (ごめん、あそこにいるダイスケに話があるんだった。フレッド、話できてよかったよ)

何か理由を見つけて、話の途中でも謝りながら中断してしまうのも手でしょう。もうすでに十分に話したあとなら、そんなに失礼にもなりません。

あくまで、さり気なく

さらにさりげなくするためには、ひとこと話した内容を取り上げてコメントすると誠実な感じがします。

It was fun talking about your son. I hope to talk to you again. (息子さんのお話、楽しかったです。ぜひ、またお話しましょう)I really enjoyed talking about whisky. I want to talk to you again. (ウイスキーの話、面白かった。また話そうよ)

ですから、何の話をしたのかきちんと覚えておくのも大切です。ここで少し気の利いたことが言えるだけで、相手に残す印象が変わりますので、特にまた会うことがありそうな方には気を遣っておく方が無難です。

エレベーターでネクタイを褒められて思い出したことがあります。アメリカにいたころ、筆者は人事で採用担当をしていました。あるとき、会社説明会の会場だったホテルのエレベーターで、やはり今回のように知らない人にネクタイを褒めてもらったのです。そのときに、「色がいいね」と言われたあと、It’s an interesting design! What is that? (変わったデザインだね。何のデザイン?)と聞かれたのです。

無地のネクタイだったので、模様ではなくてネクタイの形のことかと思ったのですが、いたって普通のネクタイなのに……?筆者は首を傾げたあと、「デザインて何の?」と尋ねようと、ネクタイをつまみながら視線を下すと、なんと朝食に食べたヨーグルトがネクタイのど真ん中に落ちて、少し流れて途中で止まった状態で固まっていたのです。もっこりと3Dになったヨーグルトをつけたまま、説明会をしていたのですが、誰か気づいていたのでしょうか……。

マネマガ
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引用元:東洋経済オンライン

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