学歴が不安なら「スタートダッシュ」しかない「就職してから学ぶ」のでは遅い|マネブ

マネブNEWS:〔2017.01.20〕トランプ氏の就任式でワシントンが「要塞化」支持者 現在の記事数:219729件

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学歴が不安なら「スタートダッシュ」しかない「就職してから学ぶ」のでは遅い


IT業界で起業したい場合、どのような会社に就職すればいいのでしょうか(写真:anzphoto_Inc, / PIXTA)

→安井さんへのキャリア相談は、こちらまでお送りください。

はじめまして。いきなりの質問でたいへん失礼します。現在、就活の真っただ中にいるのですが、私が考えていることを相談できる人がいないため、今回相談させていただきました。私は将来、IT業界で独立起業したいと強く思っています。これから先の将来、確実にIT産業は伸びていき、需要も増えていくと思うからです。しかし、私には問題と不安がたくさんあります。大学があまり名の知れた大学ではないという学歴コンプレックスだったり、今まで体育会に入りスポーツ一筋だったのでプログミング技術や知識がまったくありません。プログミングを学べて私自身が急成長できるベンチャー企業に入りたいのですが、どこの企業に入れば飛躍できるかを教えていただきたく質問を送らせていただきました。大学3年生 平岡会社の教育に頼ってはいけないこの連載の記事一覧はこちら

将来、独立を想定されているとのこと、しかも分野まですでに考えられているとはすばらしいことだと思います。学歴的に見劣りするのでと書かれておりますが、ビジネスの世界で本気で勝負しようと思ったら学歴は関係ないと断言します。私は関係ないということを断言するべく『非学歴エリート』という本も出版しましたし、そもそも起業家の成功と学歴に相関性がないのもご存じのとおりです。

さて、そのような中でどこの企業に入ればよいかということですが、まず前提としてどこかの企業に入ったから、将来、起業できるようなスキルや経験を身に付けることができる、というわけではありません。

もっと言うと、会社において受ける教育や経験だけに頼ろうとするのであれば、起業はおろか、ほかの会社でも通用するようなスキルや経験を身に付けることはできません。

仕事において成功されている人の多くは、職場における仕事のほかに自分でもスクールに通ったり、勉強をしたり、積極的にセミナーに行ったりと、職場外の「課外活動」に非常に積極的である傾向があります。いや、むしろ成功しようと思ったら、受け身の社内活動だけでなく、積極性を伴う課外活動が必須だと考えるべきでしょう。

したがって、平岡さんも思考の前提を「実践×学習」に切り替えるべきです。なお、ここでいう実践とは主に仕事を通じた学びで、学習とは課外活動を通じた学びとご理解ください。

当然ですが、実践面と学習面は相互補完関係にあるのが理想です。つまり自分が注力できる分野における仕事をする、そして仕事に関係のある分野の学習を怠らない、ということですね。

よく「起業を目指します」と言いながら、実践がなくお勉強だけでわかった気になっている人がいますが、それは危険な傾向ですし、その反対も「自分が何をしているかわかっていない」という意味で、またしかりです。

そういった意味では、平岡さんもいち早くプログラミング技術を学べるスクールに通ったり、そういった場でのアルバイトを開始するべきです。ビジネスにおいて学歴を跳ね返したり、起業したりと人と異なる道を進むのであれば、人と異なることをしないといけません。

「スタートダッシュ」が差別化につながる

皆が就職してから学び始めるのであれば、平岡さんは今からやりましょう。その分、スタートダッシュできますよ。スタートダッシュできれば学歴には関係のない差別化につながります。そしてそれが、就職先や就職後に任される仕事の質にもつながります。

学生のうちから社会人のための勉強をしてはいけないなんてルールはどこにもありません。成功したければ悠長に成功を夢見て待っている場合ではないのです。

私自身も、自分が学歴では勝負できないことがわかっていましたから、学生のうちからあらゆる手を使って社会人スキルを身に付けてきました。平岡さんも今すぐ走り出すべきです。

ではそのような前提において、実践をする場である職場をどう選ぶかですが、万人にとっての理想の会社はありませんから、こればかりは自分で基準をもって選ぶしかありません。

たとえば平岡さんのように将来、起業を目指されているのであれば、仕事を任せてくれたり、自分の仕事の結果が見えやすく、なおかつフェアに評価される会社といった特徴も考えられます。しかし、そういった会社が本当によいかは、平岡さんの学びのスタイルにもよるのです。人によっては、自分から能動的に学ぶスタイルを好むでしょうし、反対に「教えてくれる」ことを重視する人もいるでしょう。これらはどちらが正解ということはありません。あくまでも自分に合ったスタイルを理解し、そのスタイルに合致するカルチャーの職場を選ぶのが正解なのです。

ちなみに先ほどのような仕事を任せる、フェアに評価するような実力主義の会社であるか否かは、面接時にいちばん若い部長クラスや役員クラスの年齢や経歴を聞いたり、若手の出世頭の人の話を聞いてみることで、何となくは想像がつきます。

仕事という社会人の戦う場においては、学生と違って統一ルールはないのです。工夫した者勝ちですし、努力した者勝ちです。

そのためには、与えられるのを待つのではなく、自分にとっての正解を見極め、積極的に行動をすることが大切です。

これを機に、平岡さんが目標とされる起業に向かってスタートダッシュをされることを応援しております。

マネマガ
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引用元:東洋経済オンライン

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