モルガンSが提携の新興企業、富裕層資産分析テクノロジーで急成長|マネブ

マネブNEWS:〔2017.01.20〕UBS、今年の資金純流入額は約500億ドル-エル 現在の記事数:219729件

-

モルガンSが提携の新興企業、富裕層資産分析テクノロジーで急成長


米大手金融機関のモルガン・スタンレーは、超富裕層の資産を独立系投資顧問やファミリーオフィスが運用するのを助けてきたシリコンバレーの新興企業と提携した。ウォール街では従来の金融機関では簡単にまねできないサービスを提供するテクノロジー企業と組む傾向が見られ、その最新例となる。

モルガン・スタンレーが組んだのはアディパー(本社カリフォルニア州マウンテンビュー)。同社のデータ集約ソフトウエアをモルガン・スタンレーの複数のプライベートウェルス・チームが活用していると、アディパーのエリック・ポイリエ最高経営責任者(CEO)が述べた。顧客の複雑な保有資産を運用担当者が把握するのを手助けするテクノロジーを武器に同社は急成長し、プラットフォーム上の資産は昨年ほぼ倍増して5600億ドル(約65兆円)に達した。

アディパーと組む米大手金融機関はモルガン・スタンレーが初めて。ここまでの成長は主に、富裕層の資産運用をめぐって銀行と競争する規模の比較的小さい、独立系の投資顧問会社が支えてきた。

ポイリエCEO(34)は「銀行と競争する顧客によって、われわれの力が証明された」とインタビューで述べ、「今や銀行は自らが不利な状況にあると感じてわれわれの技術を採用している」と付け加えた。

アディパーにはベンチャーキャピタリストのピーター・ティール氏が出資。同社のソフトウエアはポートフォリオを横断して投資エクスポージャーを追跡・分析するため、運用担当者がそれに費やす時間を顧客対応に充てることができる。

ポイリエCEOはこの調子でいけば、プラットフォーム資産は年末までに1兆ドルに達すると試算した。現在は大手金融機関と協議中とした上で、今後は年金や寄付基金、ソブリンファンドとも組みたい意向を示した。最終的には「金融の基本ソフト(OS)」を構築し、フェイスブックやグーグルがマーケティングや広告の世界を一変させたように金融業界の非効率性を解消したいとも話した。

原題:Morgan Stanley Signs With Asset-Gobbling Startup Backed by Thiel(抜粋)

Hugh Son

【関連記事】 インド株(終了):センセックス、2カ月ぶり高値-金属株の買い膨らむ ロコス氏のヘッジファンド、2016年にプラス20%のリターン-関係者 英鉱工業生産:11月は前月比2.1%増、予想上回る-主要油田の再開で 今後10年の世界、不平等拡大と二極化が主要リスクに-WEF報告書 仏ブイグ、約2100億円の契約受注-英ヒンクリーポイント原発事業関連
マネマガ
参考になったらシェア

引用元:YAHOOニュース

同カテゴリの新着記事

画像
UBS、今年の資金純流入額は約500億ドル-エルモッティCEO

UBSグループのセルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は、ウェルスマネジメントと資産運用部門

画像
みずほと三井住友トラスト、資産管理事業統合へ 年内にも持ち株会社設立

みずほフィナンシャルグループが入居するビル(右奥)と三井住友信託銀行の看板 =18日、東京都

画像
大和証券グループ本社社長・日比野隆司氏 「貯蓄から投資」で成果を

大和証券グループ本社社長・日比野隆司氏(写真:産経新聞)  --今年の重点テーマは

画像
みずほFGと三井住友トラスト協議 資産管理事業、系列超え統合

みずほFGが入居する大手町タワー(右)と三井住友信託銀行の看板=18日、東京都千代田区(写真

画像
インタビュー:最近の株高、トランプラリーではない=ロベコ

 1月19日、オランダ資産運用大手ロベコ幹部は、ロイターとのインタビューで、「トランプラリー

画像
元リーマンCEOのファルド氏、投資助言会社の出資者の1人に

経営破綻したリーマン・ブラザーズ・ホールディングスの元最高経営責任者(CEO)、リチャード・ファルド


-