<相場の見方、歩き方>押し目買いは時期尚早、まだ残る下げの連鎖の可能性(1)|マネブ

マネブNEWS:〔2018.02.23〕22日の東京株式市場見通し=弱含みの展開となりそ 現在の記事数:256849件

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<相場の見方、歩き方>押し目買いは時期尚早、まだ残る下げの連鎖の可能性(1)


<景気敏感株の下げがきつい、その意味は? > 鈴木一之です。株式市場には大嵐が吹き荒れています。 NYダウが5日に史上最大の下落幅(1175ドル安)を記録して今週は幕を開けました。下落率では1987年のブラックマンデー(22%)に遠く及びませんが、マーケットが変調をきたしていることは明らかです。 週の半ばに少しだけ反発する機運もありましたが、週末にかけて再び大きく下落しています。 日本でも日経平均株価が大きく揺さぶられました。折しも3月決算企業の決算発表シーズンとちょうど重なりましたが、好決算を発表しても簡単に株価の腰が折られてしまいます。 日経平均のような株価指数の動き以上に、気になるのが景気敏感セクターの株価の動向です。住友化学<4005>、旭化成<3407>、東邦亜鉛<5707>、商船三井<9104>など市況関連株の値動きが日増しに悪化しており、このジャンルの銘柄が一向に下げ止まりません。 今回の下落局面の特徴は、ほぼ一貫して景気敏感株が先に先にと下げている点です。それだけにマーケットの不安心理はなかなか払拭されません。<株価の下落、それ自体が引き起こす次の資産価格の下落> 何ごとにも原因と結果があります。株価の下落は何らかの変化が生じたために起きたと考えられます。 今回は米国に端を発する世界的な金利の上昇がきっかけとなっていますが、それが引き金となってAI(人工知能)を活用した高速取引が、株価の下落を一段と増幅させている模様です。 さらにそれがFRB(米連邦準備制度理事会)議長の交代時期と重なって、マーケットは一時的に糸の切れた凧のように、制御が効かなくなっている部分も見られます。 悲観的に考えれば、株価の大幅な下落が新たな下落のきっかけとなりかねないという点があります。 本来は何かの結果として起こっている株価の下落が、今度はそれ自体が原因となって、次なる事態を引き起こすことが考えられます。 2008年のリーマン・ショックは、サブプライム・ローンを大量に組み込んだファンドの保有するCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)が震源地となって引き起こされました。 株価のような資産価格の下落が、次から次へと連鎖的に起こるような事態が、この先も起こるかもしれないという漠たる不安が、世の人々に慎重な行動を強いることになりかねません。 8日に発表された1月の景気ウオッチャー調査では、現状判断指数が2か月連続で悪化を示しました。大雪や寒波などの天候要因も大きいのですが、株価下落が景気の落ち込みを導いていることも十分に考えられます。(2)へつづく *おことわり この記事は、2018年2月10日にYahoo!ファイナンスで有料配信されたものです。提供:モーニングスター社
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引用元:モーニングスター

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