<相場の見方、歩き方>押し目買いは時期尚早、まだ残る下げの連鎖の可能性(2)|マネブ

マネブNEWS:〔2019.01.16〕15日の東京株式市場見通し=反落後、もみ合いとな 現在の記事数:289307件

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<相場の見方、歩き方>押し目買いは時期尚早、まだ残る下げの連鎖の可能性(2)


(1)からつづく<イエレン前FRB議長が残した問いの答えが見えた?> それとは反対に、現状をあえて楽観的にとらえれば、イエレン前FRB(米連邦準備制度理事会)議長が残した「謎」の部分が一気に解消に向かっている点を挙げることができます。 イエレン前議長は、政策金利を引き上げているのにインフレ率が上昇してこないことを「謎」と表現しました。この謎が、謎のまま残っているとのだとすれば、そこにバブルの芽がひそんでいることになりかねません。 この部分がまさに現在の問題の核心でもありました。 今回、目の前で株価が大きく下落していますが、このような状況がイエレン前議長の言う「謎」の効果によって、もっと将来の時点まで先送りされていたとしたら、おそらく市場の変化という点での影響はもっと甚大なものになっていたと想像されます。 今回のように、長年にわたって積み上がった楽観的な気運が、今のように比較的早い時点で逆回転し始める局面を迎えたことで、目下の株価の下落はバブル生成と崩壊に対処するためのマーケットの自律作用と考えることはできないでしょうか。 次なる問題は、今回の株価の下落が新たな原因となって、まったく新たなところで次なる発火点を作り出さないか、その点にあります。 リーマン・ショックの時はファンドに組み込まれたCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)が震源地となって、次から次へと連鎖的に問題が広がりました。同じような状況が今回はまだ見えていないだけで、果たして同様の事態に至るのか否か。それを事前に予想するのはきわめてむずかしいのですが、そのあたりを警戒しながら徐々に歩を進めるしか対処法はありません。 戦後2番目の拡大月数に入っている「アベノミクス景気」そのものが、いま試練に立たされています。株価は大きく値下がりしましたが、こういう状況でのPER(株価収益率)は当てになりません。下値を支えてくれるわけではありません。 すぐに押し目買いを検討するのは早計に過ぎますです。今はじっくりと引き付けて、買いを考慮するにしても数度に分けて、できるだけ小口に分散して買い付けてゆくのが無難だと思います。 慎重スタンスで臨むことを前提として上で、業績の好調な能美防災<6744>、マクニカ富士<3132>、東急建設<1720>、日本光電<6849>、ホンダ<7267>に注目しています。 *おことわり この記事は、2018年2月10日にYahoo!ファイナンスで有料配信されたものです。提供:モーニングスター社
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引用元:モーニングスター

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