米国株、NYダウなど主要指数が最高値を更新S&P500は「ディフェンシブ銘柄」が押し上げ|マネブ

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米国株、NYダウなど主要指数が最高値を更新S&P500は「ディフェンシブ銘柄」が押し上げ


 10月11日、米国株式市場では主要指数が上昇し、最高値を更新した。S&P総合500種のセクター別の動きとしては、いわゆるディフェンシブ銘柄の選好がみられた。ニューヨーク証券取引所で3日撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国株式市場では主要指数が上昇し、最高値を更新した。S&P総合500種のセクター別の動きとしては、いわゆるディフェンシブ銘柄の選好がみられた。

不動産、ユーティリティー、消費財関連株が上昇。反面、金融株は米国債利回りの低下を受けて下落した。工業株も安い。

医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)<JNJ.N>は2.1%高の136.65ドル。ジェフリーズが投資評価を「買い」に引き上げ、医薬品部門の押し上げによりアナリストの利益予想を上回るとの見方を示した。

消費財では小売大手ウォルマート<WMT.N>が1.9%高。スーパーマーケット最大手のクローガー<KR.N>は、国内で運営する約800カ所のコンビニエンスストアの売却を検討していると発表し、1.2%上昇した。

ゼネラル・エレクトリック(GE)<GE.N>は1.2%安。JPモルガンはGEが減配に踏み切る「可能性が高まっている」との認識を示し、目標株価を2ドル引き下げ20ドルとした。

ウンダーリッヒ・セキュリティーズの首席市場ストラテジスト、アート・ホーガン氏は「セクター間の入れ替えが指数を押し上げている」と述べた。

米連邦準備理事会(FRB)がこの日公表した9月19―20日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に対する市場の反応は限定的だった。議事要旨によると、インフレ率の上昇見通しについての踏み込んだ討議が行われたもようだが、多くのメンバーが年内にもう1度利上げすることが「適切となるだろう」とした。

ホーガン氏は「FRBが12月の会合後に追加利上げを行う可能性が高いとの見方に、変更はない」と述べた。

米政治専門サイト「ポリティコ」は、ムニューシン財務長官が来年2月に任期が切れるイエレンFRB議長の後任として、ジェローム・パウエル現FRB理事を指名するようトランプ大統領に推薦したと報じた。パウエル理事は金融市場にとって安全な候補とみられている。

オニール・セキュリティーズのニューヨーク証券取引所フロア部門ディレクター、ケン・ポルカリ氏は「市場は現状維持を好む」と指摘。「金利が上昇していくことは誰もが知っているが、イエレン議長の青写真通りに進むことを市場は期待している」と述べた。

パウエル理事は、別の候補であるケビン・ウォーシュ元FRB理事よりも政策的にイエレン議長に近いとみられている。

12日にはJPモルガン・チェース<JPM.N>とシティグループ<C.N>が決算発表を予定している。アナリストの間では、金融セクターの決算は前年に比べ取引高が減少した影響を受けるとの見方がある。

アーガス・リサーチのアナリストであるスティーブン・ビガー氏は「大手銀行の第3・四半期決算は芳しくないものになるだろう」と予想。「ボラティリティー低下により取引高は減少する見込みで、貸し出しの伸びは横ばいか、わずかに減少するだろう」と述べた。

ニューヨーク証券取引所の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、比率は1.49対1だった。ナスダックも1.01対1で値上がり銘柄数が多かった。

米取引所の合算出来高は約56億7000万株で、直近20営業日平均の61億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種22872.89 +42.21 +0.18 22827.65 22872.89 22821.66 <.DJI>

前営業日終値 22830.68

ナスダック総合 6603.55 +16.30 +0.25 6586.73 6604.21 6577.99 <.IXIC>

前営業日終値 6587.25

S&P総合500種2555.24 +4.60 +0.18 2550.62 2555.24 2547.95 <.SPX>

前営業日終値 2550.64

ダウ輸送株20種 9976.66 +48.18 +0.49 <.DJT>

ダウ公共株15種 742.46 +3.03 +0.41 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1215.19 +7.99 +0.66 <.SOX>

VIX指数 9.85 -0.23 -2.28 <.VIX>

S&P一般消費財 727.53 +0.52 +0.07 <.SPLRCD>

S&P素材 363.18 +0.20 +0.06 <.SPLRCM>

S&P工業 610.45 -0.22 -0.04 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 559.09 +1.33 +0.24 <.SPLRCS>

S&P金融 436.81 -0.61 -0.14 <.SPSY>

S&P不動産 201.93 +1.08 +0.54 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 506.78 +1.21 +0.24 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 957.54 +2.26 +0.24 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 159.86 -1.08 -0.67 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1041.21 +4.87 +0.47 <.SPLRCT>

S&P公益事業 275.21 +1.29 +0.47 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.43億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 20975 + 105 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 20945 + 75 大阪比 <0#NIY:>

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引用元:東洋経済オンライン

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