綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』、前回は「DV=グロ」で今回は「AV=エロ」が波紋|マネブ

マネブNEWS:〔2017.10.17〕セクハラ疑惑の大物プロデューサーを除名に米映画芸 現在の記事数:249446件

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綾瀬はるか『奥様は、取り扱い注意』、前回は「DV=グロ」で今回は「AV=エロ」が波紋


ayase550.jpg『奥様は、取り扱い注意』公式サイトより

 10月11日に放送された連続テレビドラマ『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)第2話の平均視聴率は11.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、初回の11.4%からわずか0.1ポイントダウン。2ケタ台をキープしているので数字的には申し分ないし、主演の綾瀬はるかを中心としたキャストも、インターネットユーザーのウケはいい。不安があるとすれば、第1話に続き、今回も視聴者を選ぶ内容となっていた点だろう。

 同作は、“特殊工作員”としての過去を持つ主人公・伊佐山菜美(綾瀬)が、素性を隠して“セレブな専業主婦”になるも、「周囲の主婦たちが抱えるさまざまなトラブル」に気づき、解決していくというエンタメドラマ。第2話では、菜美が主婦仲間の大原優里(広末涼子)、佐藤京子(本田翼)とともに「着付け教室」へ通い始め、そこで女性らしさや色気に満ちた落合夏希(高岡早紀)と知り合う。だが実は、夏希はその昔有名なAV女優として活躍していた過去を持っており、それを知る男によって、街中に暴露されてしまった。

 夏希の過去を知らずに結婚していた夫は困惑して家を出ていき、町内会でも夏希の存在自体を問題視する空気が流れていたものの、菜美たちは彼女を守ろうと一致団結。第1話でもそうだったが、今回も最終的には菜美が男と直接対決して成敗、夏希の夫も理解を示して戻ってきたことで、彼女に再び幸せな日々が戻ってくる……という展開が繰り広げられた。

 今回の軸といえる“元AV女優のその後の人生”は、本来は社会全体で考えなければならないテーマだったように思う。町内会の話し合いでは、夏希に対して「自業自得ですよ。人様に誇れないようなことを生業にして生きてきたんだから」と辛辣な言葉をぶつける年配女性もおり、現実社会でもそんな考えを持つ人も少なくないのだろう。

 一方で、ドラマ後半で菜美から「過去のこと、後悔してる?」と聞かれた夏希は、首を横に振り、「いい加減に決めてやったわけじゃないから。あの頃の真剣な自分を否定したら、今の自分もなくなっちゃうもの」と、口にする。本気で「AV女優」という職業に携わっていた(いる)人も多いはずだ。夏希が夫に言えなかったのは、過去を恥じていたからではなく、一般的に根づいてしまっている“職業差別”を懸念したからかもしれない。同ドラマは、こうした問題をわかりやすく提起していたと思う。

 このように、今回はとても興味深い内容になっていたと評価している私だが、ネット上の反応を見ると「エロい話は苦手」といった声もあった。そういった層は、AV女優やAV業界に対してどうこう言っているわけでなく、もっと単純に“アダルトなテーマ”に抵抗があるようだ。しかも、第1話は「DV」を扱った内容で、被害女性の水上知花(倉科カナ)が夫に刺されるシーンもあっただけに、「前回はグロで、今回はエロか……」「もっと爽やかなドラマかと思ってたのになぁ」との声も出ている。

 そういった意味で、同ドラマは内容によって見る人を選ぶと思われるが、第3話のテーマはママ友間の「イジメ」問題。視聴者の反応は、いかに……。(文=美神サチコ/コラムニスト)

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引用元:ビジネスジャーナル

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