小池百合子、内容スカスカの選挙演説に聴衆から「信用できない」「きれいごと」と酷評|マネブ

マネブNEWS:〔2017.10.17〕セクハラ疑惑の大物プロデューサーを除名に米映画芸 現在の記事数:249446件

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小池百合子、内容スカスカの選挙演説に聴衆から「信用できない」「きれいごと」と酷評


小池百合子氏

 衆議院が解散され、10月22日の投票に向けた選挙戦がスタートした。野党第一党の民進党が実質的に解党し、与党の自民党も大きく議席を減らすとみられるなど、政局が大きく動く選挙となるのは間違いない。

 そんな大転換点の中心にいるのは、希望の党を立ち上げた小池百合子東京都知事だ。昨年、知事選挙で一大旋風を巻き起こして知事に就任し、勢いそのままに今年7月の東京都議会議員選挙で新党の党首として都民ファーストの会を議会第一党に押し上げた。

 その小池氏が、今度は国政を舞台に大暴れしている。だが、小池氏の予想よりも早く衆議院が解散されたため、ドタバタと選挙戦に突入した感は否めない。実際に、候補者の擁立は難航し、公約も急ごしらえの様相を呈している。党首による公開討論でも、安倍晋三首相に「具体的な政策がない」「耳障りの良いことを言っているが、財源が示されていない」などと指摘されている。

サクラが必死の声援

 10月12日、小池氏がJR新宿駅西口で演説を行ったので、その様子を報告したい。

 11時ごろ、新宿駅西口ロータリーに人だかりができ始めた。希望の党の候補者である松沢かおる氏の演説車の正面に5台のテレビカメラが据えられ、その周囲には報道関係者が陣取っている。

 11時10分過ぎ、松沢氏の応援に駆けつけた都民ファーストの会の都議会議員たちが演説を始めた。党の幹部たちではなく都議が応援するという様子は、希望の党の現状がよく表れている。希望の党は、知名度や人気の高い人物が幹部にいないため、遊説は小池氏が自ら行わなければならないのだ。希望の党公式サイトの「遊説日程」を見てみると、小池氏の名前しかない。急造政党の立憲民主党も枝野幸男代表と福山哲郎幹事長の名前しかないが、自民党は幹部役員14人の演説予定が公開されているのとは大きく異なる。

 11時30分過ぎ、小池氏が到着。実は小池氏到着の少し前、緑色の服などを身に着けた女性が十数人、大挙して民衆の中に押し寄せていた。その女性たちは、小池氏の演説を聞こうと集まっている人だかりの前方に割り込み、小池氏が到着するや「小池さーん!」「待ってましたー!」と大声を張り上げ、緑色の布を振り回した。明らかなサクラだ。

演説をする小池氏

 小池氏は20分強、とうとうと演説を行ったが、中身はかつての大臣時代の自身の実績と都知事として改革を行った成果をアピールするもので、政策などにはほとんど触れなかった。しかも、都知事としてのアピールポイントは、ほとんど議論もせず議会最終日に強行採決した受動喫煙禁止条例のみ。

 小池氏は、「都議会の既得権益と戦い、東京オリンピックの会場見直しや築地市場の移転問題に切り込んだ」とは言うものの、都議会関係者の間では、「実際には時間と費用を浪費しただけで、大きな変化をもたらしたとはいえない」との評価が大勢を占める。

 さらに、受動喫煙禁止条例についても、あくまでも都民ファや公明党の議員条例であって、都民ファ代表を退いた小池氏が、自分の手柄のように振る舞うことに違和感を持つとの声も多い。

 演説中、たびたび自民党の“しがらみ政治”を批判し、「どうですか、みなさ~ん!」と呼びかけると、そのたびに「そのとおり!」「小池さんの言うとおり!」「いいぞー!」と同じメンバーが大声を張り上げ拍手をしていたが、サクラ以外はまったく小池氏に同調する様子はみられなかった。むしろ、小池氏へ懸命に声援を送る面々に対して冷ややかな視線を浴びせている人が多く見られた。演説を聞いていた人からは、「隣にいたサクラらしき女性が『小池さん素敵ねー』『やっぱり小池さんすごいよね』としきりに持ち上げているのがうるさくて、癇に障った」との声もあった。

前方のわずかな“サクラ”が声援を送る

 小池氏のもっとも大きな支持基盤は、主婦層だといわれている。今回の演説でも、サクラはほとんど主婦らしき女性たちだった。数名の男性も懸命に声を挙げてはいたが、主婦層を取り込もうとの方針は明らかだ。そこで、演説を聞いていた女性たちに小池氏の演説の印象を聞いた。

「派手にアピールしているけれど、何をやりたいのかよくわからない」(70代主婦)「“反安倍・反自民”というのはわかったが、政策がどう違うのか聞きたかった」(30代会社員)「自民党の独裁状態が続くのは良いことだとは思えないが、小池さんの主張は“きれいごと”というイメージが強くて信用できない」(40代パート従業員)

 報道各社の世論調査では、日を追うごとに希望の党の支持率が下がっている傾向がみられるが、実際の演説現場の様子からも、小池氏を積極的に支持しようとする層が少ないことを感じさせる。とはいえ、小池氏が演説を始めると、多くの人が足を止め聞き入り、聴衆は400~500人規模に膨れ上がっていた。注目度が高いことは疑いようもない。

 小池氏は挽回する秘策を持っているのか、注目したい。(文=編集部)

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引用元:ビジネスジャーナル

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