視聴率爆死の『中学聖日記』は、道を踏み外す有村架純の豹変次第で大化けする予感|マネブ

マネブNEWS:〔2018.10.23〕「第2のスルガ銀行」として首都圏の信用金庫の名が 現在の記事数:287354件

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視聴率爆死の『中学聖日記』は、道を踏み外す有村架純の豹変次第で大化けする予感


『中学聖日記』公式サイトより

 有村架純が主演する連続テレビドラマ『中学聖日記』(TBS系)の第1話が9日に放送され、平均視聴率は6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことがわかった。このドラマは、婚約者がいながらも、自分が担任する中学校の男子生徒に心惹かれていく教員・末永聖(有村)の禁断の恋を描くヒューマンラブストーリーとされている。

 第1話6.0%という視聴率は、低すぎるといえば低すぎるが、ある意味、妥当でもある。学園ドラマ自体が近年は視聴率を取れない題材であり、その上キャスティングも主演の有村以外は非常に弱い。恋愛ドラマとして見ても、有村の相手役が名前も知らないような新人では、興味を持つほうが難しいだろう。「女性教師と男子中学生のラブストーリー」という題材に気持ち悪さを感じて視聴しなかった人も少なくないだろう。こうしたことから見て、TBSも初めからこのドラマで視聴率を取りに行こうと考えていない可能性は高い。ぜひこれを逆手にとって、思い切ったドラマづくりをしてほしい。

 さて、普通ならここであらすじを紹介するところだが、ほぼ冒頭で紹介した通りなので、あらためて書くこともないだろう。第1話は中学生の黒岩晶(岡田健史)が末永に「先生のこと、好きになっちゃいました」と告白したところでラストを迎えたことだけ書き添えておく。

 話が本格的に動き始めるのは次回からだと思うので、内容についての感想も次回以降にしたい。今回はその代わり、主な登場人物を演じる俳優・女優たちについて、期待を込めつつツッコミを入れたい。

 まずは、有村の相手役となる岡田。あまりにも棒読みすぎて、ドラマの世界に入り込めなかった。これはなかなかキツい。聞けば、本作がデビューの新人で、演技経験もほとんどないのに1年間にわたるオーディションを経て選ばれたのだという。そう言われても、「もっといい人がいただろう」としか思えない。おそらく、このつたない感じを「中学生っぽさ」に見せようとして、あえて新人を選んだであろうことは想像がつく。現時点ではかなり厳しいが、撮影を続けるなかで、もう少しこなれてくることを期待したい。

 次にダメ出ししたいのは、教頭・塩谷三千代を演じる夏木マリ。生徒にも教師にも口うるさく、煙たがられている存在というポジションはいいが、つくりこんだ“しわしわ声”や、目を細める顔芸はやりすぎだ。あまり漫画チックにしないほうが良かった。

 そこそこ重要な役どころになりそうなのが、吉田羊演じる原口律。アメリカ帰りのキャリアウーマンで、有無を言わさぬ態度で部下に接する。いざという時には声が小さくなるという小心者の一面もあるが、成果はキッチリ出す強者。社長の愛人ともうわさされるが、バイセクシャルだと公言。部下に気があるようなそぶりも見せるが、その真意は不明――という、設定をこれでもかと盛り込んだような欲張りキャラになっていて、まだつかみどころがない。一見すると、自称・サバサバ系女上司に見えるが、そんな役に吉田を充てるのも安易な気がする。きっと今後、まだ表に出していない別の面を見せてくれるのだろうと思えるし、吉田なら2面性も3面性もあるミステリアスな役を演じてくれそうだ。

 そんな女上司の部下で、末永の婚約者でもある川合勝太郎を演じるのは、イケメン俳優として注目を浴びつつある町田啓太。ただ、第1話の川合はいたって平凡な「ただのいい人」で、取り立ててなんの印象も残らなかった。今後、上司の原口にさらに振り回されていくのか、あるいは原口を好きになってしまうのかはわからないが、いずれにしても吉田との掛け合いが多くなりそうなので、いい演技合戦を望みたい。

 そして、主演の有村。他人事ながら、今回は難しい仕事を受けたと思う。放送後、視聴者からは「幼い」「髪型や服装が教師らしくない」「男子に対して無防備すぎ」など、有村が教員役に合っていないという批判が一斉に上がった。だが、これらについては、ドラマの中で本人が「確かにナメられるのもしょうがない。この見掛け、経験不足、実力不足……」と語っているので、そういう演出だと思うしかない。つまり、有村が教師に見えないのは、ドラマ的に正しいという意味だ。

 だが、TBSがこのドラマを「禁断の恋を描くヒューマンラブストーリー」と紹介している以上、程度の差こそあれ、有村演じる末永が教師としての道を踏み外すのは間違いないだろう。場合によっては、法的に罪に問われる行為に及んでしまう可能性もある。その時には、有村は今のような「ほわーん」とした雰囲気の演技を変える必要があるのではないだろうか。なぜなら、そのままでは非常にあざとく見えてしまうからだ。

 そうではなく、「ほわーん」とした女性が中学生との出会いをきっかけに、婚約者を平気で裏切り、世間をも欺くような悪女に変わっていく、という筋立てのほうがドラマとしてはおもしろいはず。もし、有村が自身のイメージを覆すような「黒い役」をキッチリ演じきることができれば、女優としての注目度や世間的な評価も一段と上がると思うが、果たしてこの作品がその役割を果たすのか、注目していきたい。(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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引用元:ビジネスジャーナル

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