『高嶺の花』石原さとみ、お決まりのハイテンション&早口演技が鼻につく…やめたほうがいい|マネブ

マネブNEWS:〔2018.11.03〕『ブラックスキャンダル』がメチャ面白い!「鳥肌立 現在の記事数:288106件

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『高嶺の花』石原さとみ、お決まりのハイテンション&早口演技が鼻につく…やめたほうがいい


『高嶺の花』公式サイトより

 石原さとみ主演の連続テレビドラマ『高嶺の花』(日本テレビ系)の第1話が11日に放送され、平均視聴率が11.1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だったことがわかった。野島伸司氏が脚本を手がける同ドラマは、華道の名門に生まれ、圧倒的な才能と美貌を兼ね備えた月島もも(石原)と、人がいいだけの自転車店店主・風間直人(峯田和伸)が繰り広げる「怒濤の純愛エンターテインメント」という触れ込みだ。

 第1話は、婚約者の二股発覚により結婚式当日に破談になるという深い心の傷を負ったももが直人と出会い、立ち直るまでを描いた。大筋としてはただこれだけのストーリーなので、まだなんとも評価しがたいが、良くも悪くも気になったポイントを挙げておきたい。

 まず、石原の演技については、「さすが」と思う部分とうんざりする部分が相半ばしていた。華道の家元の娘としての凛とした立ち居振る舞いは素晴らしいし、深い心の傷のせいで自我が半分壊れてしまい、お嬢様らしからぬ品のない言動を取るところもハマっていたと思う。

 破談のショックで味覚と嗅覚を失っていたももが、直人と朝食を食べている最中にそれらを取り戻したことに気付き、目にたくさんの涙を浮かべて笑い転げた場面も秀逸。とりわけ、和服に身を包んだももが切り花に鼻を近づけ、ふっと表情を和らげたラスト近くのシーンは、その一瞬でももの変化を表現する演技と演出が見事であり、映像として美しかった。

 その半面、早口でまくし立てるいつものワンパターンな演技が時折顔を出していたのはいただけなかった。筆者は石原を決して嫌いではなく、むしろ好きな女優のひとりだが、どのドラマに出てもハイテンションに早口で台詞を言う演技ばかりなのが嫌になってしまい、過去何作か「またこの演技かよ」と思って途中で視聴を断念してしまったことがある。

『アンナチュラル』(TBS系)では少し影のある役柄だったせいか、非常に落ち着いたいい演技を見せてくれたが、今作ではまたいつもの“ハイテンションな石原さとみ”が見え隠れする。もしかしたら第1話だけなのかもしれないが、今後もずっとその演技が続くようだと、視聴し続けるのはつらいものがある。

 冴えない自転車店店主を演じる峯田は、石原の相手役として申し分ない。身分の格差を表現しつつも演技は石原とガッチリかみ合っており、役者の力量としては格差を感じさせない。ただ優しいだけの人かと思わせておきながら、彼が遊んでいた将棋アプリの画面に「レベル99 勝率100%」の文字が表示されるという大きな伏線まで張られた。どうやら、単純に石原演じるももが上で、峯田演じる直人が下、という「格差恋愛」の物語ではなさそうだ。直人が本当はどんな能力を持っているのか、何か隠された秘密があるのか、今後の展開が気になる。

 一方で、直人の唐突な金八先生風の演説や家庭内暴力を振るう少年との絡み、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』でデビューした“国民的美少女”高橋ひかる演じるコスプレ店員など、現時点で物語にまったく関係のない場面や演出などが悪い意味で目立ち、本筋の妨げになっていたのも事実。これらも何かの伏線に違いないとは思うが、第1話で「意味がわからない」と感じた視聴者も少なくないのではないだろうか。

 原作なしのオリジナル脚本であるだけに、今後の展開や結末はまったく謎に包まれているが、初回ですでに単純なラブコメではなさそうな雰囲気はある。わかりやすく格差恋愛を描いたラブコメのほうが視聴率は伸びると思うが、野島氏がそんなごく平凡な脚本を書くわけもあるまい。恋愛ドラマにどんな味付けをしてくれるのか、楽しみだ。(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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引用元:ビジネスジャーナル

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