面白かった『コンフィデンスマン』が最低の駄作回…視聴率も暴落でやっぱり「月9」か|マネブ

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面白かった『コンフィデンスマン』が最低の駄作回…視聴率も暴落でやっぱり「月9」か


『コンフィデンスマンJP』公式サイトより

 長澤まさみ主演の連続テレビドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)の第6話が14日に放送され、平均視聴率は8.2%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)だったことがわかった。前回まで3週連続で0.1ポイントずつ視聴率を上積みしたが、今回は一気に1.1ポイントダウンした。

 本作は、長澤演じるダー子、東出昌大演じるボクちゃん、小日向文世演じるリチャードの3人が信用詐欺師(コンフィデンスマン)となり、欲望にまみれた人間から大金をだまし取る1話完結ドラマ。第6話は、耳ざわりの良い地域再生プロジェクトを掲げて人々からタダ同然で土地を買い付けた後、知り合いの産廃処理業者に転売して利益を得る悪徳コンサルタント・斑井満(内村光良)がターゲットとなった。

 今回も細かいストーリーは省略して結論から言うが、第6話は現時点でシリーズ最高傑作の第5話からうってかわって雑な駄作に堕ちてしまった。産廃処理施設の建設を止めようとするダー子たちのもくろみはうまくいかなかったものの、結果的に地元は潤ったという皮肉なストーリーはいいと思うが、それ以外の部分にしっくりいかないことが多すぎる。

 まず、土器や土偶を発掘する描写があまりにもいい加減である。いつの間にかアマチュアの考古学マニアたちが工事現場に入り込んで勝手に発掘を始めている描写があったが、こんなことはあり得ない。いや、勝手に入り込むのはドラマの演出としていいだろう。

 だが、工事現場で遺物や遺構が発見された時は、アマチュアが勝手に掘ったりしてはいけないのだ。どこからどんなものが発掘されたかをすべて記録に残さなければならないため、知識と経験のある人たちによって組織された調査隊が現地にやってくることになる。考古学に詳しく、土地開発の経験も豊富な斑井が何も不審に思わないのも変だ。確かに一度は疑ったが、リチャードに一喝されて黙り込んでしまった。荒唐無稽なドラマだからこそ、細かいリアリティーを大切にしてほしい。

 斑井がダー子から山を買い、嬉々として遺跡探しに挑むオチも微妙だ。斑井は偽の遺跡に目を輝かせる考古学マニアたちの生き生きとした表情と、女たちをはべらせて酒を飲む自分の冴えない表情とを比べ、金儲けに見切りをつけて夢を追う決断をした。

 これ自体は寓話的で悪くない話なのだが、そのためにダー子が所有する山を3億円で買う意味がまったくわからない。産廃処理施設の予定地から何も出なかった以上、その隣の山から遺跡が出る確率も相当低いのだ。大金をはたいて夢を追おうとするのに自ら可能性を狭めているようで、斑井は一体何をしたいんだろうかと疑問に思う。そもそも、これまでさんざん土地の売買をしてきたのに、ダー子から山を買う際は登記簿を見なかったのだろうか。考古学マニアに扮したダー子は、ここに遺跡があると考えたアマチュア考古学者の父からその山を受け継いだと称していた。斑井もその言葉を信じて山を買ったに違いない。だが、登記簿を見ればダー子がごく最近になって第3者から山を購入したことがバレてしまうはず。登記簿の存在をなかったことにして押し切る脚本は、控えめに言っても強引である。

 悪役のはずの内村も全然悪人の演技ができておらず、最初から「実はいい人オーラ」を漂わせていて、まったくパッとしない。内村ならではのパロディーや小ネタなどがあったわけでもなく、なんのために起用されたのかさっぱりわからない。

 また、土器をつくるシーンでダー子たちが突然、アフロヘアーをかぶり、池田貴史によるソロユニット「レキシ」の楽曲を歌い始めたのも意味不明な演出だった。第5話で長澤が『ドクターX』のパロディーをやったのと似ているようで、まったく違う。『ドクターX』のパロディーはほとんどの人がわかるネタだが、「レキシ」はごく少数のわかる人にしかわからないネタで、それ以外の人をぽかーんとさせる効果しかない。脚本か演出かはわからないが、ふざけるラインを間違っているのではないか。ドラマとしてのテーマも役者陣もいいだけに、なんとか盛り返してほしい。(文=吉川織部/ドラマウォッチャー)

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引用元:ビジネスジャーナル

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