米9月中古住宅、前月比3.4%減の年率515万戸―市場予想下回る|マネブ

マネブNEWS:〔2019.03.23〕22日の債券市場見通し=買い先行も伸び悩む展開か 現在の記事数:290792件

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米9月中古住宅、前月比3.4%減の年率515万戸―市場予想下回る


<チェックポイント>●販売件数減少はハリケーンと住宅ローン金利加速が影響●未販売住宅(在庫)は4.4カ月分と、前月上回るも供給不足変わらず●販売価格3カ月連続の減速、も前年比4.2%上昇と高水準 NAR(全米不動産業協会)が19日発表した9月中古住宅販売件数(季節調整済み)は前月比3.4%減の年率換算515万戸と6カ月連続の減少となり、15年11月以来2年10カ月ぶりの低水準となった。市場予想530万戸に対しても下回った。9月14日に米南東部を襲ったハリケーン「フローレンス」が影響したとみられる。 ハリケーンの影響を除いても販売件数は同2%超の減少となったと見られ、住宅購入希望者は手ごろな価格の物件の供給不足と住宅ローン金利の加速で購入を躊躇しており、中古住宅販売は今後も減少する見通し。一部のエコノミストは米経済に悪影響を及ぼす恐れが出てきたとみている。 また、季節要因を無視できる前年比も4.1%減と、3月以降7カ月連続の前年割れとなった。この統計結果について、NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ヤン氏は、「住宅ローン金利が10年ぶりの高水準となったため、住宅購入に踏み切れない状況だ。このため、住宅購入者のアフォーダビリティ(住宅取得能力)は弱いままで、住宅販売は全国的に低迷した」と指摘している。 一方、住宅供給の過不足感を示す9月末時点の未販売住宅(在庫)は前月比1.6%減の188万戸と、3カ月連続で減少したが、前年比では1.1%増と、前年水準を上回り、同月の販売ペースに換算した在庫水準も4.4カ月分と、前月の4.3カ月分や1年前の水準(4.2カ月分)を上回り、住宅在庫(供給)が落ち着いてきた。 地域別の販売状況は、全体の4割以上を占め最もウエートが大きい南部が前月比5.4%減(前年比は0.5%減)の211万戸と、大幅に落ち込み全体を押し下げた。北東部も同2.9%減(同5.6%減)の68万戸、中西部も同横ばい(同1.5%減)の128万戸、西部も同3.6%減(同12.2%減)の108万戸と、軒並み前年水準を割り込んだ。また、8月の販売件数は前回発表時の534万戸から533万戸へと、1万戸下方改定された。 9月の中古住宅価格は中央値で前月比2.8%低下の25万8100ドルと、3カ月連続で低下した。ただ、過去最高となった6月の27万3800ドルに近い水準で、1−3月の24万ドル台を上回っている。前年比も4.2%上昇と、賃金上昇率の2倍もの高い伸びで、79カ月連続で前年水準を上回っている。主力の一戸建ても同様で、9月の住宅価格は前年水準より4.6%も高い26万500ドルとなっている。 住宅供給不足と価格上昇が続く中、新規住宅取得者の比率は9月が32%と、前月の31%や1年前の29%上回った。しかし、17年全体の34%、16年の35%を下回り、低水準となっている。新規住宅取得者の比率が低迷しているのは手ごろ感のある住宅を見つけにくいためで、住宅販売が伸び悩む要因ともなっている。 一方、住宅購入者の経済余力に大きな影響を与える住宅ローン金利もフレディマック(米連邦住宅貸付抵当公社)の30年固定金利の平均約定金利でみると、9月は4.63%と、8月の4.55%や7月の4.53%から伸びが加速した。17年12月の3.95%や16年の平均3.65%、17年の3.99%も上回り、高水準だ。直近の18日時点では4.85%と、11年5月以来7年ぶりの高水準にまで加速しており、中古住宅の所有者がマイホームを売って違う家に買い替える動きにもブレーキがかかり、住宅供給が増えない要因となっている。<関連銘柄>NASD投信<1545>、NYダウ投信<1546>、上場米国<1547>、SPD500<1557>、国際VX中先<1561>、iS米超大型<1587>、iS米小型<1588>、iS米高配当<1589>、iS米リート<1590>、NYダウ<1679>、NYダウブル<2040>、NYダウベア<2041>提供:モーニングスター社
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引用元:モーニングスター

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