野球ならボール、文房具なら学習ノート…地味なビジネスほど儲かる?|マネブ

マネブNEWS:〔2018.12.12〕11日の債券市場見通し=軟調地合い、30年国債入 現在の記事数:288677件

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野球ならボール、文房具なら学習ノート…地味なビジネスほど儲かる?


「Gettyimages」より野球用品のうち最も魅力的な商品は何か

      私の子供が軟式野球をしているため、買い物に付き合ってときどきスポーツ用品店に出向きます。野球用品のコーナーにはさまざまな商品が並んでいます。

 たとえばバットは初心者向けの安いものから、特殊な素材を用いてよく飛ぶようにつくられた高価なバットまで、バリエーションが豊富です。また、グローブも投手用、内野手用などのポジション別に、色や素材、加工方法の違いがあり、さらには人気プロ野球選手と同じモデルなどが棚一面に並んでいます。

 しかし、ボールの棚に目を向けると、この店には非常に限られた種類のものしか置いてありません。ブランドは最大手と思われる1社と、スポーツ用品店のプライベートブランドの2社だけで、バットやグローブが多くのブランドからいろいろな商品が出ているのとは対照的です。しかも、商品の種類は1パッケージ当たりのボールの個数の違いだけ―――1個売り、2個入り、12個入りの3種類―――しかありません。

 野球をするのに最低限必要なのは、グローブ、バット、ボールです。グローブとバットは、一度買うとめったなことでは買い替えません。きちんと手入れすれば長持ちしますし、めったなことでは壊れません。しかし、ボールはちょっとしたことで、すぐになくなってしまいます。我が家の子供たちは近所の河川敷でよく練習していますが、何日かに1回は必ず川の中にボールを入れてしまうのです。また、生き残ったボールも使っているうちに消耗してきます。

 そんなわけで我が家の野球用品のうち購入頻度ナンバーワンはボールです。値段が万単位のグローブやバットと比べると、単価は数百円ですが、それでも1年間を通してみると結構な金額になります。さらに、グローブやバットと違ってボールはチーム単位でも大量に買うことを考えると、ビジネスとしてはかなり魅力的な部類に入るのではないかと想像します。

 現在、軟式野球ボールを国内で製造しているメーカーは4社しかありません。商品は全日本軟式野球連盟の規定に則っているため、性能はほぼ同じです。基本の素材はゴムですから、定価に対しての原価率はそれほど大きくはないでしょう。寡占とも言える状態になっている理由は、おそらく市場規模が小さく、原価率は低いものの生産設備等の投資がそれなりにかかるため、新規参入するには十分魅力的ではないからだと、私は思います。

 こうした目で見てみると、軟式野球ボールと似たような市場はたくさんあります。ほかのスポーツの市場を見てみても、ゴルフのボールやバドミントンのシャトルなどがあります。

マネマガ
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引用元:ビジネスジャーナル

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