<新興国eye>ブラジル中銀週報:19年インフレ見通し、3.87%上昇に上方修正
ブラジル中央銀行が11日発表した経済週報「フォーカス・ブルティン」によると、同中銀の委託を受けて民間アナリストが予想した、中銀のIPCA(拡大消費者物価指数)で見た19年のインフレ見通しは前週予想の3.94%上昇から3.87%上昇になり、改善方向に上方修正された。上方修正は4週連続、1カ月前の予想は4.02%上昇だった。20年の見通しは前週予想の4.00%上昇に据え置かれた。据え置きは84週連続となった。 19年実質GDP(国内総生産)伸び率の見通しは前週予想の対前年比伸び率2.50%増に据え置かれた。据え置きは2週連続、1カ月前の予想は2.57%増だった。一方、20年の見通しも前週予想の2.50%増に据え置かれた。据え置きは2週連続、1カ月前の予想も2.50%増だった。 19年末時点の政策金利の見通しは前週予想の6.50%に据え置かれた。1カ月前の予想は7.00%だった。20年末時点の見通しも前週予想の8.00%に据え置かれた。据え置きは15週連続となった。 為替レートの見通しは、19年末時点の見通しが1ドル=3.70レアルに据え置かれた。1カ月前の予想は3.80レアルだった。20年末時点の見通しも3.75レアルに据え置かれた。1カ月前の予想は3.80レアルだった。<関連銘柄> ボベスパ<1325>、iSエマジン<1582>、上場MSエマ<1681>、 iS新興国<1362>、上場EM債<1566> 提供:モーニングスター社 引用元:モーニングスター
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