「新種の保険が続々誕生」 |マネブ

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「新種の保険が続々誕生」 


最近、損害保険会社が変わり、新種の商品を開発しています。たとえば、富士山の噴火に対応していたり、再生医療の健康被害を補償したものや自動
運転の実証実験における実験中の事故などを補償するものがあります。

 ここではこの「新種の保険」の中から「富士山の噴火に対応する保険」に焦点をあてます。

 富士山の大噴火は、1707年の宝永大噴火で、江戸中に大量の火山灰を降下させました。近年でも、2012年にも3合目の山腹で僅かな噴気を観測しています。

  そもそもなぜこのような保険が誕生したのかというと、静岡県庁から損害保険ジャパン日本興亜へ依頼があったためです。これは箱根山の火山活動が活発になった昨年5月頃から始まりました。類似商品は世界的にはまったく見当たらず、世界初の商品になりました。

 保険は事故の発生確率の把握が非常に大事ですが、噴火の発生確率は想像もつかないことであるため、過去の噴火の痕跡を残す約2万年前の地質データや古文書に残された噴火や降灰の記述を探していくしかありません。そして、大学教授の元に意見を求めに行きます。

 保険の需要も箱根の観光業者などへの聞き取りを繰り返し、観光客の減少が地元メーカーへの影響が明らかになっていきました。その結果、最終的に噴火したら一定額を支払う金融派生商品(デイリバティブ)として、保険商品に至りました。今後も新たな需要に対応した様々な商品が誕生していくのでしょう。たとえば、自動車の自動運転時に起こした事故に対応した保険なども今後需要が見込まれるのでしょう。
 参考URL http://goo.gl/YEer7f
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