分散投資~混沌とした金融市場~|マネブ

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特任記者・飛鳥馬英行によるマネーの豆知識コーナー

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分散投資~混沌とした金融市場~


分散投資〜混沌とした金融市場〜

・分散せよ

 投資の鉄則である分散投資。
しかし基礎中の基礎であるこの分散を出来てない方が多い気がする。
資産分散の大事さを説いたことで有名なポートフォリオ理論。

ノーベル賞を受賞した理論であり、
投資家で知らない人はほぼいないだろう。

誰しも知っている。
だがそれだけだ。

僕は様々な人の話を聞いてきた。
20代前半から70代の老若男女の投資家、
数百人の話を聞いた中で思ったことがある。

それは分散投資を分かったつもりになっている投資家がいかに多いか。
例え上場企業の部長クラスの人でも意外と分かっていない。
僕の体感値だが、理解して資産運用している人は
大体1割もいなかったと思う。

少数の理解している人たちの中には元マッキンゼーの方などがいた。

この方の資産構成は素晴らしいの一言だ。
さすが元マッキンゼーと唸ってしまった。

そういった人たちの話を数多く聞いて来た
さて、そういったちゃんと分散を理解している方々がやっていることは一体何をしているのか。

きっと皆さんが気になるところだと思う。

まず彼らの話を聞いて気付いたことは、
しっかりと自身の資産を把握していることだ。
どんな種類の資産なのか、流動性はどうなのか。
そういったことを彼らはしっかりと把握している。

そして資産のバランスシートを意識して次の投資先を考えていること。
今の収入と負債などのバランスを考えて、
足りないものを補っていく感じだ。

外貨の割合が低ければそれを補う方向で投資をしていくし、
流動性が低すぎると思えば、流動性の高い物の割合を増やす。

彼らのようにしっかりと効果的な分散をしていれば、
金融ショックや不動産価格の下落などの
下げ相場の時に最小限の被害で乗り越えることが出来るのだ。

ましてや最近の金融市場は混沌としてきた。
リーマンショックなどの金融ショックは予兆が出ていたから、
対策は出来たかもしれない。

しかし最近の金融市場はコンピュータでの高速取引がほとんどなので、
時々フラッシュ・クラッシュを起こす。
フラッシュ・クラッシュとは文字通り、
フラッシュのような刹那の時間でクラッシュ(金融市場が暴落)する。

印象的なフラッシュ・クラッシュは2013年4月23日に起きた。
この原因はAP通信のTwitterアカウントをハッキングしてデマを流されたことが発端だ。
そしてこのデマツイートに取引をしていたコンピュータが即座に反応した。

その結果がたった2分間で時価総額13.5兆円が消えた。
その後にデマだと分かり、株価は戻ったが、
恐ろしいことには変わりない。

最近はこういった全く読めない短期的なショックが目立つようになってきた。

だからこそしっかりと自分の資産を分散する必要がある。
自分の資産を守るのは他人ではなく、
自身の知識と経験だけだということを頭に入れておいて欲しい。
参考になったらイイね!
マネマガ
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